読み聞かせしながら、考える。

読み聞かせボランティアで読んだ本の紹介と活動のなかで考えたことを綴ります。

2015-01-01から1年間の記事一覧

「女王さまの影ー動物たちの視覚のはなし」〜大人数向けの読み聞かせに

3年生の教室に、先日発売されたばかりの新しい絵本を持って行きました。 女王さまの影―動物たちの視覚のはなし 作者: シベールヤング,Cyb`ele Young,千葉茂樹 出版社/メーカー: BL出版 発売日: 2015/09 メディア: 大型本 この商品を含むブログを見る 一見お…

鼻をほじほじ、ストローぶくぶく。「りゆうがあります」

2年生の教室におじゃました、先日の読み聞かせの時間。 持って行ったの「りんごかもしれない」や「ぼくのニセモノをつくるには」のヨシタケシンスケさんの「りゆうがあります」 りゆうがあります (PHPわたしのえほん) 作者: ヨシタケシンスケ 出版社/メーカ…

マック・バーネットさんという絵本作家さん。

以前録画しておいた番組をぽつぽつ消化しているときにみた、NHK「スーパープレゼンテーション」の3.11放送分。アメリカの絵本作家マック・バーネットさんの回でした。 3月11日放送 | これまでの放送 | スーパープレゼンテーション|Eテレ NHKオンライン 「ア…

娘の選んだ絵本と、読み聞かせの手法

読み聞かせボランティアを始める前に、読み聞かせの手法について色々と調べたり読んだりしてみたことがありました。 読み聞かせボランティアに行ってきました。 - スズコ、考える。suminotiger.hatenadiary.jp 色々と眺めていたら「読み聞かせのときは声にな…

「このよで いちばん はやいのは」卒業生へ送った言葉

こちらのブログをかなりほったらかしてしまっていましたが、少し時間が出来たので昨年度末の卒業する6年生への最後の読み聞かせのことを書いておこうと思います。 選んだ本は「このよで いちばん はやいのは」 ※ 本の結末に関する記述がありますので気にな…

「七人の犯罪者」〜高学年の教室へ

高学年の教室へ読み聞かせにいくのは緊張します。選書が難しいこと、そして反応が薄いから楽しんでもらえたのかがダイレクトには分かりづらい。 5年生の担当と分かったときから、何を読もうかずっと思案してきました。 絵本らしい絵本を読むのも良いかな、…

落語えほん「しまめぐり」

先週と今週は低学年のクラスを回ったので、短くて音が面白い本が良いなぁと図書館をうろうろ。 何冊かみつくろって教室へ。 どちらの教室でも子どもたちは元気いっぱいで騒がしい…ということで、じゃあこれかな?と持っていったうちの一冊を選びました。 う…

エンヤラ、ドッコイ!「ペンギンたんけんたい」

3学期2度目の読み聞かせは以前からボランティアの間であまり評判のよろしくない、2年生。 始まっても席に着かなかったり大きな声でおしゃべりしたりする子たちが多いとか、なぜかイスを後ろに持っていって並んで座って小声で何か言い続けてる女の子たちの…

「どんなかんじかなあ」〜見えない、聴こえない、親がいない、動けない

今日は三学期最初の読み聞かせボランティア。 6年生のクラスの担当でした。 15分の持ち時間、前半は1学期に読んでわりと好評だった星新一さんの「ねらわれた星」の中から、表題作の「ねらわれた星」と同じ星さんの「はなとひみつ」を。 ねらわれた星 (星…