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読み聞かせしながら、考える。

読み聞かせボランティアで読んだ本の紹介と活動のなかで考えたことを綴ります。

鼻をほじほじ、ストローぶくぶく。「りゆうがあります」

2年生の教室におじゃました、先日の読み聞かせの時間。

持って行ったの「りんごかもしれない」や「ぼくのニセモノをつくるには」のヨシタケシンスケさんの「りゆうがあります」

 

主人公の男の子は鼻をほじほじ、イスをがたがた、ストローでぶくぶく、ストローをがじがじ…それをお母さんに咎められて「理由があったら鼻をほじってもいいんじゃないか」と考える。。

 

お母さんと主人公の男の子の会話の部分もあって読み聞かせをするのはちょっとむずかしいのかな〜と思ったのですが、内容的に絶対低学年にウケる!と思ったので持って行ってみました。

 

絵本を広げている手と反対の手で、指をがじがじしてみせたり、先生のイスに座ってがたがた貧乏ゆすりをしてみせたり。ちょっと演技を入れながらの読み聞かせ。こどもたちは鼻ほじほじやストローぶくぶくの荒唐無稽な理由にいちいち大笑い。

大きな声でつっこみを入れる子もチラホラでてきたところで一人の子が「〜〜くんうるさい!」と怒って言ったので「だいじょうぶだよ、おばちゃん、もっと大きい声で話すから、聴こえる?」ってお返事。

 

読み聞かせをしていると、これ、たまに遭遇する場面です。

合いの手を入れてくれる子やネタに対して突っ込みをいちいち入れてくれる子がちらほら居る中で、それに対して怒る子、注意する子、指摘する子。それが元でケンカが起こったことも過去にありました。(そこまで至っちゃったことは場を仕切る私の力不足だったなぁと後からすごい反省しました…)

 

読み聞かせは静かに聴くものなのか、声を出して楽しんでもいいものなのか、それは答えの無い課題なのかもしれません。40人ちかい児童が一斉に聴いている場なので全員がみんな納得したり楽しめたりすることはそうそうないのかもしれなくて、だからうるさいなぁと思う子も、黙っとかなくちゃいけなくてしんどいなぁいやだなぁと思う子も、どっちもを満足させることは難しいのかもしれない。

 

こどもたちも「読み聞かせのときはおしゃべりはしちゃいけない」と思っている子もいるみたいだし、先生がどんな風に指導しているのかも私にはわからないので、なにが正解なのかはよくわからないのだけど、私は楽しい絵本を読んでいるときは楽しくなって声を出しちゃう子がいても良いと思うので周りの子が嫌にならない程度にその子とのやりとりも含めての読み聞かせの場にしようと思ってのお返事でした。

 

今のところはまだあまり無いけど、静かに聴き入って欲しい本を読むときに口が過ぎる子が居たら注意をしてしまうこともあるのかもだな。落ち着きが無い子の行動はスルーしたり台詞を大きめの声で読むことで注意を惹き付けたりして静かにするよう促すことはたまに。

 

爪噛みの癖があるのかな、聴き入りながら口に手をやっていた女の子と目が合ってお互いにイヒヒって笑っちゃったりするひとこまも。

 

次は1年生なのでそっちにも持って行ってみようかな〜と考えている絵本です。

 

時間が余ったのでもう1冊は夏の絵本「キャンプ!キャンプ!キャンプ!」(Amazonには中古しか無いみたいだから廃盤になったのかな)娘が好きな、夏のキャンプの1日を描いた絵本です。こどもの絵日記のような「ぼく」の視点から書かれた文章、特に目新しいこともないしなんてことないキャンプの様子が描かれているのですが、なぜか子供たちに何度も読んでとせがまれる1冊です。

 

 ヨシタケさんの著作をご紹介。どっちも、年齢により楽しみ方がそれぞれありそうな、そんな絵本です。

りんごかもしれない

りんごかもしれない

 

 

ぼくのニセモノをつくるには